エアコンの取り付け工事

エアコン取り付け工事の施工業者

最近、エアコン取付工事に関するトラブルが増えているみたいです。

夏が来て気温が上がり暑くなると、エアコンの取り付け工事依頼が急激に増えるため、普段エアコンの工事を専門に行っている業者だけでは需要に対して業者の人手が全く足りなくなってしまいます。

そのため夏場の時期はかなり儲かるため、普段エアコンの取り付け工事を専門に行っていない業者や、やり方だけ知っている素人に近いような業者がかなりの数この事業に参入してきます。

毎日エアコンの取り付けや取り外しを行っているエアコン工事専門業者ならば安心なのですが、普段エアコンの取り付けを専門にやっていない業者は慣れていないため、工事ミスが起こりやすいです。

エアコンの取り付け工事を頼む場合は、「料金が安いから」とか、「他では2週間待ちと言われたけどこちらの業者は直ぐに来てくれるみたい」などの理由で直ぐに選ぶのはちょっと待った方が良いかもしれません。

慣れていないエアコン設置業者が行うと、その時は大丈夫でも施工があまく1か月後、6か月後、1年後などに冷えなくなったり水が漏れたりなどのトラブルが発生してしまうケースも結構あるみたいです。

エアコンの取り付け工事が原因と思われるトラブルや症状

  1. 取り付けたばかりなのに「冷えない暖まらない」「水が垂れてくる」などの症状が出た場合は、明らかに施工ミスがある可能性が高いです。エアコンを取り付けた施工業者に直ぐに確認してもらいましょう。
  2. 「冷えない暖まらない」の一番の原因は、冷媒配管の施工ミスである事が多いです。5年以上も使っていると何らかの原因で配管の接続部分が劣化したり室外機が故障などして、そこからガスが漏れていき「冷えない暖まらない」などが起こってしまう事は稀にあります。ただ、取り付けて直ぐとなると冷媒配管のフレア加工の失敗や施工ミスなどにより「真空引き」が上手くいってなかった場合が多いです。「真空引き」とは真空ポンプを使い配管内部を真空にする方法ですが、エアコン専門業者ではない場合この装置を持っていない場合が多く、「エアパージ」などの簡略的な方法を使って真空引きを行いますので、100%真空が機能していない状態で接続してしまっているケースです。真空ポンプ装置を使ってちゃんと計測していないので、ガスが漏れている事にその業者自身も気付いていない場合が多いです。直ぐにガスが沢山抜けてしまえば気付くのですが、少しずつ抜けていくと1か月後とか半年後とか1年後とか遅れて症状が出てきますので気付くのが難しいです。
  3. 特に引越しで前の家で使っていたエアコンを新居に移設する場合は注意が必要です。同じ冷媒配管を再利用する場合、一度ガスを回収して取り外した配管を新居で接続し直して使いますので、配管の劣化などによりガス漏れの確立がかなり高くなります。移設するエアコンの年数が経っている場合は、移設時に新しい配管に変えてもらうか、最低でも古い配管のフレア加工をやり直してもらうか、どちらかしてもらった方が安全だと思います。
  4. 「水が垂れてくる」などの症状が直ぐに出た場合は、ドレンホースの何らかの詰まりや勾配が上手くとれていない可能性が高いです。エアコンの中にある熱交換器で生じた結露水を、ドレンパンに集めて室外に流し出すためのホースをドレンホースと言います。このドレンホースもエアコンの取り付け時に配管工事と一緒に行いますが、ごく稀に施工ミスにより上手く排水できずに室内機からの水漏れにつながる可能性があります。
  5. あと、工事ミスによるトラブルとは違いますが、予定していた工事料金よりかなり高い追加料金を請求されるケースもあります。新品のエアコン設置工事では、設置状況により既定の配管の長さでは足りなく配管の延長分を追加請求される場合がありますが、これは実際に足りなかった場合は通常どの会社でもその長さ分かかってしまうものなので、諦めましょう。ただ、既定の配管が足りなかった場合は1m延長ごとにいくら追加料金がかかるのか事前に確認を取っておいた方がよいと思います。
  6. エアコン移設時の料金トラブルも同じようにあります。上記のように配管の長さが足りなかった場合は勿論ですが、前の家で使っていた物と同じ配管を再利用するか新しい物に変えるか、ガスを補充したり入れ替えたりした方が良いか、配管カバーを取り付けた方が良いかなど、業者さんのお勧めを受け入れるとだいぶ料金が高くなってしまう場合がありますので、必ず必要な物なのかどうか料金も踏まえ業者に詳しい説明を受けてから判断することをお勧めします。
  7. 取り付け工事を行ってもらう前に、そのエアコンで使用する予定箇所のコンセントの形を確認しておくことは極めて重要な事です。電源量量が単相100Vなのか単相200Vなのか? 現在家庭用のエアコンでも容量の大きい物は単相200Vになっている物が多く、コンセントが100Vのままですとせっかく取り付けても使用できません。その場合は追加で変換工事が必要になってきますので、その料金設定や間違いなく変換工事できるかの事前確認は必須です。設置個所付近にコンセント自体が無い場合は、電源を引っ張ってきてコンセントを新しく設置してもらわなくてはならないです。
  8. エアコンの移設や取り付け工事を行ってもらう前に、もう一つ必ず事前確認が必要なのが、エアコンを設置する部屋にエアコン用の配管を通す穴が開いているかどうかです。普通のマンションやアパートならリビングや寝室には必ずエアコン取付用の穴は開いていることが殆どですが、ごく稀に穴が無い部屋もありますので念のため確認した方が良いでしょう。穴を新たに開ける場合、賃貸物件の場合には事前に大家さんの許可を得たりしなければなりません。もちろん追加の工事料金もかかる場合がありますので、確認が必要です。
エアコンの真空引き

エアコン施工でトラブルに合わないためのエアコン取り付け業者の選び方

  1. 昔とは違ってネットで検索して最安値で新品エアコンを購入して、取り付け工事は地元の業者を探して依頼するという方も増えてきています。ただ、その場合の業者選びは特に慎重になった方が良いと思います。
  2. エアコンは冷蔵庫や洗濯機などの家電とは違い、取り付けに専門的な工事が必要な空調設備です。取り付け工事を行う業者の良し悪しによって、エアコン自体の寿命も変わってしまいますし、性能にさえ影響を与えてしまいます。
  3. まず依頼者自身もエアコン工事に関するある程度の基礎知識を持っておく事が重要です。今はインターネットで何でも簡単に調べられますので、取り付け工事のポイントや追加料金の設定くらいは押さえておくことをお勧めします。
  4. エアコン設置のトラブルに巻き込まれないようにする重要なポイントは、何年もエアコン施工の実績があり毎日エアコン工事を行っているような信頼のできるエアコン専門業者に依頼することです。エアコン工事は夏場しか行っていない、たまにしか行っていないような経験が少ない業者は避けた方がよいと思います。
  5. 他の業者に比べて極端に料金が安い業者も、作業のどこかの部分でコストを下げている(手を抜いている)可能性がありますので、料金だけで選んでしまうのもあまりお勧めできません。
  6. エアコン設置工事後に異常が起きた場合は、商品自体の初期不良か施工不良のどちらかが原因と思われます。商品を購入した会社と施工工事を行った会社が違った場合は、責任の所在も含めより面倒なトラブルに発展してしまう可能性もあります。最悪は原因調査なども含めいつまで経ってもエアコンが使えないといった事も起きてしまいます。
  7. エアコン施工に関する保証があるかないかも凄く重要な事です。エアコン取り付け工事に関する部分(配管接続や冷媒ガス)の1年保証などを行っている業者は信用できる方だと思います。
  8. 保証などを含め長い目で見れば、エアコンの販売と取り付けの両方を同じ会社で行っているエアコン専門店に頼むのが最良の選択かもしれません。
  9. ただ、家電量販店や通販サイトなどは、提携している下請けの工事業者に工事を丸投げしている所が多いです。下請けの工事業者は工事の質より取り付け個数を多くする事を重視する傾向がありますので、あまり丁寧でない業者も多いので、当たり外れがあると思って下さい。
エアコン取り行け工事

エアコン工事以外の原因で起こる動作不良やトラブル

  • 急にエアコンの効きが悪くなった。取り付けた時と比べて段々効きが悪くなっているように感じる。
  • 室内機から水が漏れてくる。
  • 室内機の吹き出し口から水滴のような物が飛んでくる。
  • エアコンの風力が低下してきている。
  • 室内機から悪臭がする。
  • 室外機や室内機から異音がする。
  • 電源が入らない。
  • 冷媒ガスが抜けて無くなってしまっている。
  • コンセントの形が合わない(電源容量が違い、追加で変換工事が必要)。
  • エアコンの室外機が盗まれる。